スタッフ紹介
工藤順一(教室長)
なつかしい未来の世界に詳しいプロフィールが載っていますので、そちらをご覧下さい。
伊藤雄二郎
不透明な時代を生き抜ける智恵を備えた人間の育成ためのリテラシー教育の可能性に ついて本気で考えています。2011年からは英語クラスをスタートさせました。十分な日本語の基礎を身につけた生徒たちと共に英語と向き合う授業は、これからの時代を生きる人たちにとって大切な時間になってくれることと思います。バイリンガル教育の実践に関心がおありの方は是非教室にいらしてみてください。
小林 敦
建築家。専攻は近代建築・芸術論。主に空間認知の視点から設計を行う。
「文章を書くこと」と「ものをつくること」は、最終的な形態が異なるだけで、そこに至るプロセスは同じである、と考えています。それは、「私」が何かを 感じとり、考え、そしてそれを「他者」に対して伝達する、その結果が「文章」や「もの」としてあらわれているからです。とすれば、「私」のなかに「言葉」 や「イメージ」がたちあらわれる、そのきっかけとなるものは何か・・・それを、教室で子供たちとともに探っていきたいと思います。
吉田真澄
「“お話”があるから、子どもたちは現実の世界を生きていける」と述べたのは J.R.R.トールキンですが、優れた子どもの本の中で語られる骨太い生命力は、迷いや苦しみから私たちを救ってくれるものでもあります。そんな豊かな物 語にふれ、それによって書いて表現することの喜びと難しさを知る____。子どもの本の出版・販売の仕事に携わってきた者の一人として、この教室で発揮さ れる相乗効果に、大きな期待とやりがいを感じています。
木谷紗知子
近現代の日本文学を学んでいた大学生の時、月刊誌JJの本の紹介ページを担当して いました。村上春樹・北杜夫・井上ひさし・長新太・赤瀬川原平・松浦理英子他多くの作家にインタビューし、記事を書きました。商社に入り、人事部に配属さ れた年、今江祥智・阪田寛夫氏らが編集人であった『飛ぶ教室』に最初の作品が載りました。その後、ショートショートを星新一・阿刀田高氏に評価していただ きました。夫の留学のため渡米し、フィラデルフィアの日本語補習校で 子どもたちを教えました。帰国して、EUの科学者や東京大学の招聘教授に日本語を教 えていました。
「読むこと・書くこと」がしっくりと手になじむ道具のようになる。そして、その道具を使って子どもが深く考え、しっかりと力をつけ、ほんとうに好きなことを仕事にしていく。そのお手伝いをしたいと思っています。
花房太一
「世の中、分からないことだらけです。」
“できること”の楽しさから、”分からないこと”の面白さまで、子どもと共に学んでいきたいと考えています。そして、未来を創造する仲間として彼らを迎え入れたいと思います。
内田由紀子
大学では、19世紀末から20世紀初めのフランス文学を中心に勉強していました。 その時、日本語からフランス語、フランス語から日本語という翻訳作業を通して、国語という教科にあらためて興味をもちました。言葉の持つ力、音楽の力、一 枚の絵が教えてくれること・・・そんなことを教室に来てくれる人たちと一緒に考えたいと思います。
澤口佐弥香
専攻は発達心理学と日本語教育。日本語を母語とする子どもの言語発達や読み書きの 熟達、第二言語や外国語として日本語を学ぶ人々の日本語習得を中心に研究をしています。読み書きは、自分を表現し相手を理解するための大切なツールであ り、”生きる力”です。日本語を介し相手と自分の間にある溝を埋め、自由に世界とコミュニケーションをとることができる。そのようなスキルを子どもたちが 得るためのお手伝いができるように尽力しています。
井上恭子
「なるほど、その見方は、とても新鮮だよね」
「そうきたか。この展開、おもしろすぎる!」編集者、ライターとして活動してきましたが、生徒たちのみずみずしい感性やユニークな発想には、いつも驚かされるばかり。刺激をたっぷりもらっていま す。教室のみんなといっしょにたくさんの本とふれあい、そして自分の目で見たこと、耳で聞いたこと、自分で調べたこと、考えたこと、感じたことを文章とい う形で伝え、表現することの楽しさ、大切さ、難しさを存分に味わってみたいと考えています。
池田真琴
「本好きな子にしたい」「国語力がない」という話をよく耳にします。国語は、他の 教科とは違い、勉強の成果がすぐにあらわれません。その為、子どもたちにどのような環境を与えてあげれば、より良い結果が得られるだろう・・と模索し、 色々な国語教育関係の仕事に携わってきました。子どもの年齢により、与えてあげる環境は違いますが、国語専科教室では、“正しい日本語・正しい書き言葉で 文章を書く”という、とても大切なコミュニケーション能力が身に付くように指導をさせていただいています。
大山貴代美
中学時代、定番の修学旅行の感想文で、旅先で出会った女子学生が話す東北弁の力強 さについてまとめました。できばえに自己満足しつつも、なぜか小さなひっかかりがありました。国語の教師は作文を一読し、一箇所を鉛筆で小さく訂正しまし た。挿入会話の後の「・・・ということばが聞こえた。」が「と、声がした。」に変わっていました。小さなひっかかりはパッとはじけて、水面の輪が広がるよ うに1000文字全体に溶けていったことを覚えています。それ以来、文章を書くたびに、まるで魔法にでもかかったようにあのシーンが甦ります。40年以上 経た今も続いています。国語専科教室で皆さんも、一生響く何かをきっと得られることと信じています。
出口希美
自分で感じ、考えたことは、他の誰のものでもない「自分の言葉」でしか表わすことができません。多感で繊細な時期の子どもたちが、「自分の言葉」で他者と繋がり、世界を広げていく過程で力になりたいと考えています。
竹之内真代
大学では国語教育を専攻するも、畑違いの企業にシステムエンジニアとして21年間 勤務し、地方自治体や一般企業向けにシステムの開発を行ってきました。顧客へプランを提案したり、要求をまとめたり、開発目的や仕様を技術者間で共有した り、あらゆる場面で論理力や発信力の必要性を実感しました。相手に、自分が持っている情報や想いを伝えるため、正確に豊かに言葉を紡ぐことができるよう、 将来の担い手となる子どもたちを見守っていきます。
石塚 廉(教務スタッフ)
教材作成やカリキュラムの整備などの教務を担当しています。
この教室は、言葉を通して思考し表現する技術を子どもたちが身につけていくところですが、同時に言葉にならないものの大切さも感じていてほしいと考えて います。言葉にならないものの価値を認めながらもそれを表現する試みを続けるとき、言葉への謙虚さが生まれ、言葉への感性が磨かれます。私は10年以上バ ンド活動をしておりドラムやパーカッションの演奏をしています。ライブは「今」と「ここ」を共有し、言葉にならないプリミティブな情感を共有する場です。 この教室にいらっしゃるお子さんも、まずは一人ひとりの「今」「ここ」が大事です。その上で「今」「ここ」を超えて人と社会と未来とを「つなぐ」ための言 語技術の習得に励んでいただきたいと考えています。一回一回の授業が生徒とのライブです。
平沼純(教務スタッフ)
大学・大学院では教育心理学を専攻していました。私たちの周りに、当たり前のよう に拡がっている世界。そこにひとたび自分なりの視座で「問い」を立てていくと、無限の不思議と様々な物語に満ちた未知の世界(テラ・インコグニタ)が立ち 現れてきます。“不思議”を知り、“不思議”を考える―。その楽しさと喜びに溢れた、生き生きとした時間を皆さんと共に作っていきたいと考えています。
岡本陽介(運営スタッフ)
教室で学ぶ子供たちは、将来心に持て余すような感情を抱えてしまった時、言葉とい う道具を使ってそれに向き合ってくれるでしょう。ままならない「自分」の存在を理解しようとすること、それはそのまま、人間として生きることでもあると思 います。子供たちのこれからの人生にとって大切なことは何かを考えながら、授業をしていきたいと思います。
後藤友洋(運営スタッフ)
意見をつくる能力──この能力こそ、私たちが軽率になるのを防ぎ、人間に対する親 しみと神々に対する服従とを約束するのであると、マルクス・アウレーリウスは言っています。古代の哲人のこの言葉は、現代の私たちにもなお妥当するもので あり、人間として生きることが言葉の研鑽なくしては成り立たないものであることを、常に思い出させてくれます。しかし、今、周囲には浅薄な言葉が氾濫して います。言葉と誠実に向き合うことが、そのまま他者に誠実であることを意味するのであれば、私たちはもう一度「読み書き」という人間にとり基本的な能力の もつ意義を、子どもと共に確認する時なのではないでしょうか。まずは私たちが、この教室で、新しい言葉、新しい現実を、未来を担う生徒たちと共に創り上げ ていきたいと考えています。
山口真美恵(運営スタッフ)
人の意見を鵜呑みにせずに、一旦自分の心と頭で考えてみること。このことの大切さ を痛感していた時、この教室に出会いました。正直な思いを言葉にしてみること。そして自分は何を信じて生きていくのか、日々選択しつづけること。これは自 分自身、様々な出来事に振り回されずに生きる上でとても大切だと思っていることです。この教室では生徒と共に考え、言葉を紡ぐ過程を共にしながら、その奥 深さをドキドキしながら味わわせてもらっています。
中野恵里香(運営スタッフ)
子どもの頃、自分の想いを周りに上手く伝えられないもどかしさを感じていました。 大人になってこの教室と出会ったとき、日々感じていたもどかしさをなくす手だてを見つけた気がしました。論理的に考えること、そしてそれを表現すること。 この教室でそのことを学んだ子どもたちは、生きづらさやもどかしさを感じたとき、それに立ち向かう力がつけられるはずです。そのために、私も力を尽くして いきたいと思います。
その他、多数の講師が在籍しております。

