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新年度のご挨拶(2015年度)

Posted By kokusen On 2015年4月9日 @ 8:21 PM In お知らせ | Comments Disabled

新年度のご挨拶・・・国語専科教室のご案内

当面の[学校の成績とか、受験の動向とか、理想の教育とか、指導要領とか、将来の不安とか・・・]、

学習塾の需要というものは、こういったところにあるのでしょうけれども、そんなことは、実は、どうでもいいことです。

それらは大人になってしまった親の、現在の現実に対するさかしらな心配と思惑が投影されたものでしかなく、実際に子どもたちが生きるはずの10年・20年先の未来の現実は、何一つ取っても、そういった心配や思惑通りにいくものはありません。だれも予測できない未知です。

潜在力の塊である子どもは、そういった親の心配をよそに、いまの現実には案外けろりとしているものです。そして、だからこそ、子どもたちは未熟なのです。まして、その心配のストーリーに過剰に子どもを反応させてはならないことです。過剰適応した生物は環境の変化で絶滅してしまうのが地球上の生物の歴史でした。

現実に目の前にいるこの子は、いままでとは確実に違う時代、そして、その子独自の人生を歩むはずだし、この先の人生で何が待っているのかも分からないわけです。[学校の成績・・・・]という現在の現実に過剰適応させて、子どもの潜在力を奪ってしまうことが、その子の将来の力を奪ってしまうことになる、一番、だめな選択だと私は考えています。

日本は、いま、そのくらいの急カーブを曲がりつつあると私たちは認識しています。

当面、教育ということでしなければならないのは、もっと単純きわまりのないことです。しかし、これが案外、難しい。このことに真摯に取り組んでいる組織がいま日本にどれだけあるでしょうか。

子どもを目の前に座らせてください。そして、一冊の本を、その子のために吟味して選び、自分の前で読むことを勧めてみてください。読んでいる間は、その子につきそい、なにげなく、しかし、心のなかで祈るように自分でも本でも開きながら、根気よく、見守ってやることです。これは、「読書しなさい」と説教することとはまるで違います。

本当のことなど、誰も教えることなどできません。しかし、子ども自身の学ぶ力を信頼してやることです。このことは、本を読むという武器を身につけさせるということでもあります。そのことをきちんと学んだ子は、その子の現実となる【学校の成績・・・・】を自分でそれなりに解決して生きていく力を持つことになるでしょう。

もっと先に進みたい場合は、読み終わったらさりげなく、その本のキモの部分を尋ねてみればよい。その応えによって分かることがあるからです。(もちろんですが、そのためには自分もその本を読み、キモを掴んでおかなければなりません。)(それは、読解問題のような単なる確認作業とも違います。)ここから人間どうしの対話がはじまります。しかし、この段階は、もっとずっと後からでもいいでしょう。

国語専科教室には、たくさんのメニュー・プログラムがありますが、まずは、こんなはじまり方をする教室です。

2015.04.08 国語専科教室・工藤順一

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