2014年度夏の読書感想文コース受講生の作品紹介

 

毎年夏に通常授業とは別に、4日間の読書感想文コースを開講しています。その読書感想文コースを受講した小2 女の子の生徒の作品です。原稿用紙2枚を超える文に初めて挑戦しました。きれいな字で清書できていました。文中にも出てくるこの本を書いた安房直子さんの本は各教室に揃えてあり、教室で積極的に薦める作家の一人です。

   「月へ行くはしご  」         K・N

 わたしはこの本をはじめて見たとき、お月さまのはしごがきれいだと思ってよんでみました。このはなしは、うさぎのミミちゃんが家からにげてお月さまのはしごをのぼって行くのをけいこがおいかけていくおはなしです。さいごはミミちゃんをつかまえてぶじに家にかえってこられました。ふしぎでたのしいおはなしだと思います。
 たとえば、ミミちゃんが月のはしごをどんどんのぼって、黄色いハンカチでめかくしされて、ねむらされるところがふしぎだとおもいます。
 そのとき、月みそうが
「じぶんたちのことをしぼって、白いハンカチをそめて黄色いハンカチにしたらいいよ。」
とけいこにいうところがやさしいと思います。
 しかし、ふしぎでたのしいだけのはなしではありません。イヤだなと思うところもあります。りょうしがうさぎをうって(※撃って)むすめに食べさせようとしているところと、りょうしの子どもが家でうさぎをなべでにるじゅんびをしているところです。りょうしがじぶんの子をうつくしくするためにうさぎを食べさせるのです。人げんが生きていくためには、何かをぎせいにしなくてはいけないということをつたえたいのかもしれません。
 このようなイヤなばめんもありますが、それでもわたしがこの本がすきなのは、じぶんもけい子とおなじように、かわいがっているペットがいるからです。わたしがいちばんいいなと思うとうじょう人ぶつはけい子ですが、なぜなら、うさぎをだいじにしているからです。じぶんも、ももとさくらとかえでというねこをかっているので、どうぶつを大じにすることが大せつだと思います。もしも、家のねこがにげたら、よるになまで何日もさがすと思います。
 この本はこんなふうにそうぞう力をつかわせ、おはなしにむちゅうにさせ、たのしさもきびしさもふしぎさもはいっているので、何どもよみたくなる本です。これを書いたあわなおこさんの本をほかにもよんでみたいです。

 

読書感想文コースでの小2 A・Yさんの作品です。欠席があり、実質三日間で清書まで行いました。読書感想文コースでは基本的に、教室から出している「かんたん!読書感想文 スラスラ書ける10の魔法」の作文シートを用いています。作品ではA・Yさんならではの経験・表現がうまく盛り込めていると思います。

「どこかいきのバス」を読んで     A・Y

 この本では、ぼくとお母さんがけんかして、ぼくがおこったからいえ出をします。そして、たぬきのばけたバスにのってたびをします。
 わたしも、なすしおばらでてつだいをして、はみがきをする時間がなかったのに、お母さんに、おこられてわたしがわるいことになったことがあります。いとこはわたしのことをわるくないといってくれました。わたしは、こんなときは、おこらずに
「いまからやりなさい。」
とやさしく言ってほしいです。
 それでも、いえ出はしたくないとおもいました。また、うるさいことを言われなくてもぼくの行ったむじんとうはいやだなとおもいました。
 もし、わたしがお母さんになったら、ちゅういはするとおもうので、たぶんこどものためにおこるのだということは分かりました。
 もし、お母さんがいなくても、ドラエもんがいれば生きていられるとはおもいます。けれど、本とうはドラエもんはいないので、じっさいは生きていけないとおもいます。
 さて、ものがたりでは、ぼくとたぬきもさいごはいえに帰ります。それとおなじように、わたしがいえでをしても、さいしょはキッザニアにいくけど、あきておうちに帰りたくなります。わたしは、いえがすきだからです。じっさい、とまりのキャンプに行ったときも、お友だちとあそんだのはたのしかったけど、かぞくがいなかったのでかなしかったです。
 わたしにとって、お母さんというそんざいは、なんでも教えてくれる人で、ごはんを作ってくれる人です。
 なぜ、こんなことをしてくれるかというと、わたしのことがすきだからだとおもいます。それにたいして
「ありがとう。」
という気もちになります。
 この本を読んで、あたりまえにいるかぞくのことをこんなふうにかんがえるきっっかけができました。

(担当:国語専科教室講師 藤井恆)



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