たかしりゅうケンカについて(Tくん・小3)

たかしりゅうケンカについて  (Tくん・小学校3年生)

 きょうは、友だちとケンカをしました。
 キャッチボールをしていたらきゅうに、友だちが、
「バーカ」
といってきたので、イライラして、ふつうのマンションにあるチラシとかいれることろのよこの、てつのぶぶんをガッンとたたきました。
 ぜんぜんいたくもありません。が、バカコールはおさまりません。ぼくは切り札をつかわなくては、と、思いました。
 切り札とは、ピンチになったら自分の考えたさくせんみたいなものをはつどうするということです。
 自分のつくった切り札は、あいての親にいう!!というものです。この切り札は、はじめてつかうので、どうなるのかなぁと思いました。
 切り札をつかったら、あいての友だちのお母さんがでてきて、家に入れて、はなしをして、あくしゅをして、なかなおりするということになりました。ぶじなかなおりしました。
 いじょうが友だちとのケンカの話です。つぎは、妹とのケンカです。どうぞ、ごらんあれ。
 自分はうしわか丸で、妹はべんけいみたいなものです。
 自分のからだには、すごくきずがありますが、そのほとんどが妹のしわざです。
 妹とは、ほとんど、いやまいにち、ケンカをします。
 妹とのケンカ、いや、友だちのも同じパターンです。
 自分が「バーカ」といったり、妹が「バーカ」といったり、どっちもどっちです。
 ずっと言い合いをしていると、いつのまにかケンカになっていたりします。妹のこうげきは、ひっかきに、かみつき、とにかく、かみつきは、注意です。自分は、ひたすらひらりひらりと、よけるだけです。だから自分はうしわか丸なのです。
 でも、さいごは、どっちもお母さんにおこられて、チャンチャンということなんですが、またふたたびはじまるという、しつこいコラボです。
 自分は、ケンカにたいしては、こういうふうに思います・
 たとえば、自分が電車で妹はポイントをきりかえるんです。
 電車がくると自分は、まっすぐいきたいのですが、妹がポイントをきりかえてしまいます。
 ぼくが、ケンカのないくににいたら、妹が「バーカ」といっても、自分は、「ハイハイ、バカですよ」とこたえるようになるでしょう。

【講評】
T君は、この春、お父さんの転勤に伴って高知教室から荻窪教室にやってきました。土佐弁が坂本龍馬みたいな、元気な3年生です。
先日は教室に来るなり、「今日はけんかしたきに、手が痛いです」と言うので、「じゃ、それ書いてよ」ということになりました。
講師はいくつかの質問をしただけ。T君が一人で一気に書きました。
言葉がつぎつぎと繰り出され、躍動します。電車好きならではのたとえがユニークです。
T君はとても本好きなのです。表現の豊かさは、読書によって育まれてきたことを、まざまざと感じさせてくれる生徒さんです。
T君、土佐の海のようなそのおおらかさを、これからも失わずにね!

講師:中島ゆかり



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