大好きな弟(Yさん・小4)

本文

わたしは弟が好きです。おもしろいから好きです。

たとえば、受けんで、魚を二ひき、つりざおを一こ作るという工作がありました。けれども、弟は、魚を一ぴき、長ぐつを一つ、つりざおを一つ作りました。そして、通りかかった先生に「これ、はずれ」と言いました。さらに、弟が受けんから帰って来ると、「ほんとうは魚は一ぴきもつくらないで、長ぐつとあなのあいたばけつの、はずれを二つ作ろうと思った」と言っていました。弟は合格しました。

そして、弟はえい語しか話してはいけないようち園に通っているので、日本語とえい語がまざっている言葉を話したりするのでおもしろいです。たとえば、「コップをちょうだい」というときは、「コップ Please」と言います。

わたしは弟とふたりで遊ぶとき、公園でボール遊びをします。公園にはよく行きます。今日も遊びました。弟と遊ぶとき、サッカーやキャッチボールをやります。でも、サッカーのときは、弟がけったボールはいろいろな方向に行ってしまいます。キャッチボールのときは、なげると、自分のすぐ近くに落ちたりします。そんな時、弟は、「Oh my god!」と言います。

わたしはそんな弟を、おもしろくて、さい高の弟だと思います。

※作品のコピー・無断転載を禁止します

講評 木谷紗知子

国語専科教室ではよく、好きなことや好きなものについて書いてもらいます。なぜなら、好きなことは考えていても書いていてもほんとうに楽しいからです。そのため、ことばがあふれてくるからです。
Yさんはロダン作文も作文王の課題も、きれいな字でしっかりと書きます。大好きな弟さんについては、それこそ、あっという間に、読み手にその情景が見えるように、声が聞こえるように、書くことができました。エピソードにも表現にも、すべてのことばに、ひとつひとつの文字に、遍く、「好き」という気持ちが込められているのが伝わってきます。最高の作文です。



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