ワークショップ報告「土にさわるとどんな感じ」
11月1日(日)、国語専科教室(恵比寿)にて、仙台在住の陶芸家千田玲子さんを招いてワークシッョプを行いました。定員二十名のうち、おとなの方も多数参加していただきました。
制作工程・土と他の素材との違い・形や土の表情の作り方の説明があり、それが終わると、各自、土との対話に入って行きます。子どももおとなも、深 く集中して土に向かっています。時間のほとんどを使ってひとつの立派なご飯茶わんを完成させる子どももいれば、浮かんだイメージを次々と形にしていく (しょうゆ皿→ワインカップ→さいころ→風呂に入る人)(定規→箸→マイク→シュークリーム)子どももいます。板に土の塊を力いっぱい繰り返し打ち付ける こと約一時間、遊びで終わってしまうのかと思っていたら、突然、大きな構造物を作り始めた男の子もいました。
一人の国語専科教室の講師が初めての茶碗作りに挑戦しています。文章の扱いに長けていても、土は思う通りになってはくれません。批評したり、励ましたり、 いいところを見つけてほめてあげたり。すでに作品を作ってしまった子どもたちが講師の周りを跳ねまわって楽しそうに声をかけます。 
作品ができ上った人から順に、千田さんの所に行き、仕上げの釉薬の打ち合わせをします。釉薬によってかなり印象が変わるということで、自分が思い描く完成のイメージに近づけるために時間をかけて話し合い、決めていきます。
千田さんは工房で仕上げの作業をしながら、「まさか、ここまで凝っていたとは……」と作品を受け取ったときには気づかなかったさまざまな細かい意 匠に気づき、感銘を受けたそうです。また、説明を聞く時、作る時、教室の子どもたちの集中力は別格であるとの印象も受けたそうです。
できあがった作品は、現在仙台の千田さんの工房で乾燥中です。十一月下旬か十二月上旬には窯で焼成され、遅くとも十二月中ごろまでには教室に戻ってくる予定です。どうか楽しみにお待ちください。








