平沼純「プライマリー・クラス実践例 折り紙作文 ~折り紙の折り方を絵と文章で説明させる~」

子どもの日の翌日の授業で、生徒さんに折り紙でカブトを作ってもらい、その作り方を絵と文章で説明させる課題に取り組んでもらいました。名付けて「折り紙作文」です。

当教室のプライマリー・クラスの生徒さんは、「観察作文」と呼ばれる課題を通して、現実を自分自身の感覚を通して読み取る力を伸ばしています。観察作文とは、様々な具体物を自分の五感をフルに使って観察し、言葉を起こしていく課題です。当教室のテキストである『作文王プライマリー』の中にも、チョコレートを使った観察作文の実践例が紹介されています。

この「折り紙作文」も、自分が折ったものをしっかりと観察し、その作り方を順序だてて説明するという点で、観察作文の延長にある課題といえます。

やり方の例:

  1. 折り紙 で何か一つ、生徒さんに折ってもらいます。特に折れるものがない場合は、カブトなど、作りやすいものを実際の設計図も見ながら一緒に作ってみるといいで す。インターネット上にも、折り紙の折り方を説明するページはたくさんありますので、それを参考にしてもいいでしょう。
  2. 完成したら白紙の紙を渡し、「今度はこの折り方を、他の人が分かるように説明してみて」と言って書かせます。
  3. 番号を振って、絵と文章で順に説明していきます。所々、矢印や点線も使うとうまく説明できます。なかなか上手く説明しにくいところもありますが、そこは一緒に考えながら進めるといいでしょう。

生徒さんの作文例

荻窪教室 K君(3年生)


ここではカブトのみをご紹介しましたが、季節によって折るものを変えれば、更に楽しめると思います。

教室ではこの「折り紙作文」をきっかけに、折り紙にはまってしまう生徒さんも出てきました。中には、何種類もの紙飛行機を作って、その形状や飛び方を比較し、文章化する生徒さんもいました。様々な方向に発展できるのも、この課題の長所であると言えます。

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