『論理に強い子どもを育てる』(講談社現代新書)

――本書より

論理に強い子どもを育てる (講談社現代新書)

説明文を書くことが論理力を育てる――

「書くこと」が重要なのは、子どもが観察して考えたことを整理して、人が読んでもわかるように、ことばを組み立てる練習になるからです。それが人に話すときに、筋道だった説明をする能力の基礎にもなります。

最近は説得力のある意見というと、すぐに「話すこと」に目がいきがちですが、書くことに慣れていない子どもの場合には本末転倒で、単語をつなげるだけになってしまいます。

人にわかる説明をするには、観察した事実を、まず主要なものとその他のものに分類してまとめ、それらを筋道立てて配列し、自分のことばで新たにま とめ上げる作業が必要です。子どもの論理力を育てるには、ことばを扱う能力を養わなければならず、それには、事実に即した説明文を書いてみることが必要な のです。



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